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次々読み取られるゲノム配列

ヒトゲノムプロジェクトが進行するのと平行に、様々な生物のゲノムプロジェクトが進んでいきました。現在では、ショウジョウバエやシロイヌナズナなどの代表的な実験生物(モデル生物)の他に、イネなどの穀物、結核菌のような病原菌など人の生活に密接に関わる生物のゲノムも解読されています。

■1995年 独立生活する生物のゲノム初解読!
インフルエンザ菌のゲノム解読 フライシュマンら
■1996年 特定領域研究「ゲノムサイエンス」(~2000) 日本文部省
■1996年 真核生物ゲノム初解読!
出芽酵母のゲノム解読 国際共同研究
■1997年 「ヒトゲノムと人権に関する世界宣言」採択 ユネスコ
■1997年 日本のグループが主導!
枯草菌ゲノムの解読 国際共同研究
■1998年 セレラ社設立
■1998年 多細胞生物ゲノム初解読!
線虫C.エレガンスゲノム解読 国際共同研究
■1999年 ヒト染色体初解読!
ヒト22番染色体の解読 国際共同研究
■2000年 ショウジョウバエゲノムの概要配列発表 セレラ社ほか
■2000年 特定領域研究ゲノム4領域(~2004) 日本文部科学省
■2000年 日本のグループが主導!
ヒト21番染色体の解読 国際共同研究
■2000年 植物ゲノム初解読!
シロイヌナズナゲノムの解読 国際共同研究
■2001年 ヒトゲノムの概要配列発表 国際共同研究およびセレラ社
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ヒトゲノムプロジェクトの始動

遺伝子の働きを調べる研究はどんどん盛んになり、この生命現象にはどんな遺伝子が関わっているのか?この遺伝子はどんな生命現象に関わっているのか?ということが次第に分かってきました。しかし一方で、個々の遺伝子を断片的にとりあげていくのではなく「ある生きものの遺伝子の情報を全部調べあげることから始める」研究方法も提唱されました。ウイルス(ファージ)などの簡単な生物では難しいことではありませんでしたが、これをヒトでやってみようという計画がアメリカを中心に動き始めました。これがヒトゲノムプロジェクトです。

■1986年 ヒトゲノム全塩基配列決定計画の提案 ダルベッコ
■1988年 アメリカにヒトゲノム研究所設立
■1990年 アメリカでヒトゲノム計画が公式にスタート
■1991年 ヒトゲノム解析センター設立
日本文部省
新プログラム「ヒトゲノム解析研究」(~1995)
■1993年 イギリスにサンガーセンター設立

遺伝子解析技術の発展

いろいろな生きものの遺伝子の働きを研究するためには、生きものから取り出したDNAを手軽に切ったりつなげたり増やしたりできる技術が必要です。1972年の組み換えDNA法を始めとして、次々と革新的な研究方法が開発されました。

■1972年 組み換えDNA技術の開発 バーグら
■ 1973年
    l
  1977年
DNA塩基配列決定法の開発 サンガー、ギルバートら
■1977年 ウイルスゲノム初解読!
ФX174ファージのゲノムDNA配列を決定 サンガーら
■1983年 PCR法の開発 マリスら

遺伝子システムの理解

遺伝子DNAはどのように親から子へ伝わり、細胞の中で働いているのか?この謎を解く突破口となったのは、 DNAの二重らせん構造の解明です。20世紀の半ばには、 DNAが正確に複製される仕組みや、DNAの情報をもとにタンパク質が作られる仕組みがほぼ解明されました。それらの仕組みが大腸菌から人間まであらゆる生物に共通であるという事実は、新しい生命の見方(生命観)を生み出しました。

■1953年 DNA二重らせん構造の解明 ワトソンとクリック
■1957年 DNAの半保存的複製の証明 メセルソンとスタールら
■1961年 最初の遺伝暗号の解明 ニーレンバーグら

遺伝子という考え方の確立

親と子が似ている(しかし全く同じではない)という現象を説明するために、昔から様々な説が考え出されてきました。メンデルは、遺伝に関わる要素(遺伝子)の存在を仮定し、論理的に遺伝現象を説明したはじめての人物です。その後、遺伝子は染色体上に存在すること、遺伝子の実体は(タンパク質ではなく)DNA であることなどが20世紀の前半までに解明されました。

■1866年 遺伝法則の発見 メンデル
■1869年 DNAの発見 ミーシャー
■1902年 染色体と遺伝法則の関連を説明 サットン
■1920年 ゲノム概念の提唱 ヴィンクラー
■1944年 DNAが遺伝物質であることの証明 エーヴリーら
■1945年 1遺伝子1酵素仮説 ビードルとテータム

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